債務整理を弁護士・司法書士に依頼するには |2021年01月24日
景気の後退による債務の膨張や、失業などによる個人の借金苦、さらに2021年現在においては新型コロナウイルスによる営業自粛や休業、失業、不景気などにより、債務の問題も深刻になってきています。
国や地方公共団体も、こうした問題に対しては無利子無担保の資金貸付や、各種の補助金などを用意しています。
個人の方が頼れる緊急小口資金、無利子貸付、住宅確保給付金などもありますので、ためらわずに相談されることをお勧めいたします。
それでも、借金返済のために借金を重ねる多重債務のような状態になった場合には、自治体の補助などでは追いつかないことも多く、返済に無理がある状況であれば、債務整理を検討する必要があります。
債務整理とは? 弁護士に依頼するメリット
債務整理とは、借金等の債務を整理することで、一般的には弁護士(一定の金額以内の場合には司法書士も)に依頼して、債務者の借金の整理をすることです。
債務整理を検討する場合には、弁護士、または一定の金額内の場合には弁護士か司法書士に相談し、どのような方法が有効かを検討するのがよいでしょう。
弁護士が貸金業者、その他の債権者に対し、「弁護士が受任しましたので、今後の連絡は法律事務所に」という受任通知を送付すると、債権者は直接に取立行為をすることができなくなります。
弁護士に債務整理を依頼する効果であり、貸金業者からの督促から解放され、債務者は自らの事業や、個人の生活の立て直し、再生に専念できることになります。
債務整理の方法
債務整理の方法には、任意整理手続き、自己破産・免責手続き、個人再生手続き、特定調停があります。
このほかに、カード払い・リボルビング払いなどによる、払い過ぎた利息分の取り戻しをする、過払金返還請求の手続きがあります。
任意整理
弁護士、司法書士等の専門家に債権者との交渉を頼んで、借金の減額、免除又は支払の猶予などの交渉を行い、債務の額を確定させる手続きです。
債務の額を確定させて、支払可能な毎月の支払額の合意を取り付け、余裕をもって支払っていくことになります。
毎月の支払額を減額すれば、支払いの見込みがある場合に有効な方法です。
利息制限法に照らして、高い利息を取られていた場合など、返済金額の減額や、ときには過払い金を取り戻せる場合もあります。
破産手続
債務者の全財産を充てても債務が払えない場合に、債務者の財産をお金に換えて債権者に公平に分配し、債務を免除してもらう、裁判所での手続です。
債務の支払義務を免除し、債務者の経済的な立ち直りを助ける免責手続があります。
破産申立をすると、破産手続開始決定がされ、破産管財人が選任されます。
破産管財人は、債務者の財産の管理、換価を行う一方、債権の調査を行います。
その結果、債権者への配当をできる場合には配当を分配し、破産手続の終結決定がされます。
債権者へ配当する財産がない場合には、破産手続廃止決定がされます。
免責手続き、債権者からの意見聴取、破産管財人の意見を聞いて、免責許可するかどうかが決定されます。
個人再生手続
個人の債務者が借金の返済に困っているときに、一定額を返済し、残債務を免除してもらうための裁判所での手続です。
債務者の今後の給料などの収入により、法律で定められた一定額以上の債務を、分割して支払う計画を立てます。債権者の意見なども聞き、返済計画を裁判所が認めることにより、支払をすることで残りの債務が免除されます。
個人再生手続きの申立をすると、再生手続開始決定がなされ、再生債権の調査と、債務者の財産の調査が行われます。
債務者は再生計画案を提出し、意見を聞いたうえで再生計画案を認可するかどうかが決定されます。
特定調停
債務者と債権者との話し合いを、裁判所が間に入って行い、債務の額を確定させて、合意した支払可能な毎月の支払額を支払うことで解決するための、裁判所での手続です。
債権者との話しあいを、裁判所での裁判類似の調停手続きによって行います。
特定調停手続の申立をすると、調停期日が設けられます。
調停期日には、債権者と債務者とが出席し、返済計画の検討、残債務の確定がされ、話し合いにより返済額と回数を含む返済方法、返済額を確定させます。民間人の調停委員が手続に三かし、債務者が経済的再生を図れるよう、合意に向けて調整を行います。
合意が成立しない場合でも、裁判所が適切と判断する思われる返済方法等を決定することができます。
過払金返還請求
利息制限法が定める上限を上回る利息で、サラ金業者やカード会社が貸付を行っていた場合には、法律で定める上限を上回る部分については「過払金」となります。
過払金を取り戻し、残っている債務(利息や元本)に充当すると、債務が減額され、場合によっては過払金の額が残債務より多いために金銭が戻ってくる場合さえあります。
過払金返還請求は、債権者に対し行う手続きで、弁護士、一定金額以内の場合には弁護士または司法書士が、債務者に代わって手続きを行います。
債務整理の弁護士報酬のルールについて
https://www.nichibenren.or.jp/legal_advice/cost/legal_aid/saimuseiri.html
債務整理事件処理の規律を定める規程」の概要
弁護士は、依頼主と会わずに債務整理事件の依頼を受けてはいけないのが原則です。
受任する弁護士が自ら個別面談をして、事件の依頼主の事情を聴かなければなりません。
事件処理の方針や、事件処理に伴って依頼主に不利益になる事項、弁護士費用については、受任する弁護士が自ら説明するのが原則です。
受任した弁護士の氏名等は明示されます。
過払金返還請求にあたっては、過払金の請求だけではなく、その他も含めた借金全体の整理をすることが求められます。
事件処理については、弁護士は規程にしたがい、依頼主に報告することとされています。
債務整理の相談先
法テラス(日本司法支援センター)
https://www.houterasu.or.jp/index.html
日本弁護士連合会
https://www.nichibenren.or.jp/index.html
日本司法書士会連合会
https://www.shiho-shoshi.or.jp/
弁護士法人ユナイテッドローヤーズ シン・イストワール法律事務所
「全国無料対応!ゆっくりしっかり長時間借金相談!!」
弁護士法人ユナイテッドローヤーズ
シン・イストワール法律事務所
事務所概要
シン・イストワール法律事務所
〒102-0093
東京都千代田区平河町2-4-13 ノーブルコート平河町4F
電話 0120-25-3160 / 03-3511-3160
FAX 03-3511-3175
営業日 相談:朝9:00~夜21:00(年中無休)
受付:24時間365日の有人対応
最寄り駅:交通 有楽町線 麹町駅(1番出口)徒歩4分
半蔵門線 半蔵門駅(1番出口) 徒歩6分
有楽町線・半蔵門線・南北線 永田町駅(4番・5番・9B番出口)徒歩5分
銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅(永田町駅へ)徒歩8分
業務案内
弁護士紹介
髙橋 芳彦(たはかし よしひこ)
第二東京弁護士会所属
東京外国語大学外国学部卒
債務整理には自己破産・任意整理・特定調停・個人再生の4つ手段があります。
すぐにご相談・お手続きをしたい方は電話または無料問合せフォームでお問い合わせ下さい。
任意整理
個人再生
自己破産
特定調停
3つの強み
借金を大きく減らす
『一切の妥協を許さない。サラ金業者との徹底交渉』
人生にキズを残さない
『借金に関連したすべての面でお客さまの悩みを完全にサポート』
あらゆる面から負担を減らす
『他事務所から断られた、もしくは問題が生じた複雑な債務もすべて引き受け可能』
司法書士法人杉山事務所
司法書士法人杉山事務所
事務所概要
東京事務所
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-17住友不動産新宿御苑ビル8F
東京事務所:髙野勝将
所属会:東京司法書士会
登録番号:東京8370号 認定番号:1412031号
大阪事務所
〒542-0076 大阪市中央区難波2丁目3番7号 南海難波御堂筋ウエスト8F
大阪事務所:代表社員 杉山一穂
所属会:大阪司法書士会
登録番号:大阪3897号 認定番号:512093号
名古屋事務所
〒453-0015 名古屋市中村区椿町1番16号 IMON名古屋ビル3F
名古屋事務所:近澤克大
所属会:愛知県司法書士会
登録番号:愛知2182号 認定番号:1801522号
福岡事務所
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2-5-1 アーバンネット博多5F
福岡事務所:佐野壮一
所属会:福岡県司法書士会
登録番号:福岡1628号 認定番号:1012049号
広島事務所
〒730-0011 広島市中区基町6番-78号 リーガロイヤルホテル9F
広島事務所:千田祐司
所属会:広島司法書士会
登録番号:広島1138号 認定番号:812129号
仙台事務所
〒980-0811 仙台市青葉区一番町3-6-1 一番町平和ビル8F
仙台事務所:髙野雄二
所属会:宮城県司法書士会
登録番号:宮城675号 認定番号:1237008号
岡山事務所
〒700-0821 岡山市北区中山下1丁目8番45号 NTTクレドビル10F
岡山事務所:土屋良文
所属会:岡山県司法書士会
登録番号:岡山767号 認定番号:712160号
札幌事務所
〒060-0001 北海道札幌市中央区北一条西6-1-2 アーバンネット札幌ビル9F
札幌事務所:片野坂弘平
所属会:札幌司法書士会
登録番号:札幌966号 認定番号:1101273号
手続きの流れ
1.メールフォーム入力で無料相談申込み
サイトから申込み。申込みは無料、ご相談、出張相談も無料で行っています。
2.委任契約
状況を伺い、費用面等ご納得いただきましたら委任契約となります。
返済中の方はご依頼後に直ちに手続きをとり、取り立て・返済をストップさせます。
3.ここから先は杉山事務所にお任せ!業者との交渉開始
ご契約後のすべての手続きは、杉山事務所にて行います。
業者との交渉を進めます。
4.ご解決!過払い分返還!
金融業者からの入金後、費用を精算の上、過払い分返還!
ご相談者の事情にあわせ、最適の方法で解決します
まずはメールで相談。
イーライフ司法書士法人
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イーライフ司法書士法人
事務所概要
イーライフ司法書士法人
(旧)平柳司法書士事務所
住所 〒116-0013
東京都荒川区西日暮里5丁目21-6 山本ビル 3F
司法書士 平柳敬一
所属 東京司法書士会 第3534号
簡裁訴訟代理等認定番号 第101239号
相談方法
無料相談は何度でも。
全国対応。
秘密厳守。
解決まで対応。
分割支払い対応。
ご相談の流れ
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委任契約
取り立てストップは即日から
問題解決
アース司法書士事務所
【アース司法書士事務所】
アース司法書士事務所
事務所概要
~債務整理・任意整理・過払い金 請求の無料相談受付中~
〒530-0038 大阪府大阪市北区紅梅町1-7 久幸ビル4階
司法書士:近藤 陽介
(大阪司法書士会所属 認定番号 第612074号)
同志社大学卒業
平成18年 司法書士試験合格
平成19年 簡易訴訟代理関係業務認定試験合格(第612074号)
大阪大阪司法書士会所属(登録番号:3331)
営業時間 平日9:30~18:00、土曜・夜間、事前予約受付可能
相談・手続の流れ
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(平日9:30~18:00、土曜・夜間、事前予約受付可能)
ご来所
お電話にて日時を決定の上、ご来所ください。ご来所にて、お客様の債務状況を詳しくヒアリングいたします。
受任手続き
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債務整理スタート
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■このページの著者:金原 正道