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消費者物価指数(2022年4月)-ilc.gr.jp

消費者物価指数(2022年4月)-2022年05月21日


2022年4月の消費者物価指数が発表され、前年同月を2.1%上回りけば、消費税増税時の影響を除、13年7か月ぶりの上昇率になりました。

消費者物価2%超上昇 専門家「“悪い物価上昇”になっている」
2022年5月20日 16時58分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220520/k10013634831000.html 外部サイトへ

「上昇2%超 背景に“原油高騰”や“急速な円安”
4月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月を2.1%上回りました。
政府・日銀が目標としてきた上昇率が2%を超えたのは、消費税率引き上げの影響を受けた2015年3月以来、7年1か月ぶりで、消費税の影響を除けば2008年9月以来、13年7か月ぶりとなります。」

消費者物価指数(2022年4月)

(1)総合指数は2020年を100として101.5
 前年同月比は2.5%の上昇  前月比(季節調整値)は0.4%の上昇

(2)生鮮食品を除く総合指数は101.4
 前年同月比は2.1%の上昇   前月比(季節調整値)は0.2%の上昇

(3)生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は99.9
 前年同月比は0.8%の上昇  前月比(季節調整値)は0.2%の上昇

2020年基準 消費者物価指数 全国 2022年(令和4年)4月分(2022年5月20日公表)総務省統計局 外部サイトへ


消費者物価指数の詳細

ウクライナ情勢やサプライチェーンの混乱、資源価格の高騰、円安の影響による輸入物価の高騰などを受けて、食料品、光熱費などを中心に幅広く上昇が見られます。
価格転嫁の進行により、企業物価指数に遅れて、後を追うように消費者物価指数にも影響が及びはじめていることがわかります。

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総合指数と、生鮮食品を除く総合指数が先行して上昇し、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数も上昇に向かいつつあります。

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表1は、総合,生鮮食品を除く総合,生鮮食品及びエネルギーを除く総合の指数及び前年同月比。
表2は、総合,生鮮食品を除く総合,生鮮食品及びエネルギーを除く総合の前月比(季節調整値)です。

前年同月との比較

[総合指数の前年同月比に寄与した主な内訳]は、下記の通りです。

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10大費目 中 分 類,前年同月比(寄与度) 品 目,前年同月比(寄与度)

上昇
食料 生鮮野菜 12.2%(0.22) ・・・・・ たまねぎ 98.2%(0.12) など
生鮮魚介 12.1%(0.13) ・・・・・ まぐろ 17.2%(0.03) など
調理食品 3.5%(0.12) ・・・・・ 調理カレー 16.5%(0.02) など
生鮮果物 12.2%(0.11) ・・・・・ りんご 35.9%(0.04) など
外食 1.8%(0.08) ・・・・・ ハンバーガー(外食)6.7%(0.01) など
油脂・調味料 6.1%(0.07) ・・・・・ 食用油 36.5%(0.04) など
住居 設備修繕・維持 2.5%(0.08) ・・・・・ 外壁塗装費 4.7%(0.02) など
光熱・水道 電気代 21.0%(0.69)
ガス代 17.5%(0.26) ・・・・・ 都市ガス代 23.7%(0.21) など
他の光熱 26.1%(0.11) ・・・・・ 灯油 26.1%(0.11)
家具・家事用品 家庭用耐久財 5.0%(0.07) ・・・・・ 電気冷蔵庫 16.0%(0.03) など
交通・通信 自動車等関係費 3.5%(0.32) ・・・・・ ガソリン 15.7%(0.32) など
教養娯楽 教養娯楽サービス 1.7%(0.09) ・・・・・ 宿泊料 6.1%(0.06) など

下落
交通・通信 通信 -10.9%(-0.36) ・・・・・ 通信料(携帯電話)-22.5%(-0.38)

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前月との比較

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